
相場の分析について
みなさんが実際にFxの取引を行おうと思ったときにどんな根拠を持って取引を行いますか?
ここまで上がったからそろそろ下がるだろう。
なんとなくまだ上がる気がするから買おう。
なんてことを思いながら取引をしていると必ず資産を失うことになります!
では世の中のトレーダーたちは何を根拠に取引しているのかというと、大きく分けて二つの分析を行いながら取引を行っています。
それは「テクニカル分析」と「ファンダメンタルズ分析」の二つです。
ここでは主にファンダメンタルズ分析についてお話していこうと思います。
ファンダメンタルズ分析とは
ファンダメンタルズ分析とは、主に世界の経済の情報を使って値動きを予想していく分析方法になります。
経済の情報って?
主に金融政策や金利、景気、政治といった様々な情報から相場を予想します。
戦争やテロ、災害といった情報などもファンダメンタルに含まれます。
基本的には金融緩和や金利が上がったなどポジティブな発表に関しては通貨の価格が上昇する傾向にあります。
逆に戦争やテロ、災害などネガティブな発表に関しては通貨の価格が下落する場合が多いです。
ファンダメンタルズ分析はどう使うのか?
ファンダメンタルズ分析を使った相場の予想は主に中長期的な目線で使用することが多いです。
経済指標等を基に相場を予測し数か月から数年といったポジションを持つといった場合に使用されます。
ただその特性上「スキャルピング」や「デイトレード」と言った短期的な取引には使いにくい側面もあります。
こういった短期的な取引には「テクニカル分析」という手法の方が重要度が高くなります。
例えば、あるニュースで発表された金融政策の内容がファンダメンタルズ分析的には売りだったとします。
ですが実際のチャートでは価格が下落しない場合があります。
こういった場合事前の値動きですでに織り込み済みとなっている場合が多く、個人投資家が参入することは難しいパターンが多いです。
また、多くの個人投資家が国の金融政策や金利情報を事前に知ることは不可能ですから、多くの個人投資家は「テクニカル分析」のみを使用して取引を行ってることが多く、私自身も取引のメインは「テクニカル分析」を使用しています。
ですが為替の値動きとは基本的には各国の政策や動向に左右されるものです。
100%完璧に「ファンダメンタルズ分析」を使いこなすことはできなくても最低限知識として、頭に入れておくことで勝率を上げる一助となるのではないかと思います。
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